最初は唯の暇つぶしだった。
別に俺の予想出来ない何かが起こるとかそうゆう期待をしていたわけじゃない。
ただ俺もそろそろ人間には飽きてきたし(本人達には悪いが)
だから最後にちょっとした賭けをしようと思ったんだ。
まぁ実際はとても賭けとはいえないんだけどね(自分のペットに教え込んだ芸を披露させるようなものだ)
だから俺が自らの右目を落としても全て予想道理になるハズだった。
なのに――そこにお前と言うイレギュラーが生まれた。
元神であり全ての支配者である俺の右目を宿したお陰で命を永らえた少女。
最初は人間ってのは残酷なことをするもんだと思った。
たとえ命を永らえたとしてもそれはほんの短い間。
だったら最初から余計なことなんてしなきゃいいのにねぇ。
まっ!だから人間は面白いんだけど。
だけどお前を観ているうちに俺の中にただの興味とは違う気持ちが芽生えるのに気づいちゃったんだよねぇ。
お世辞にも綺麗とはいえない世界でお前は自分らしさを貫いていた。
自分の命が仮初のモノだと知った時も傷つき―自暴自棄になったこともあったが―ながらも最後には必ず自分らしい選択をし続けた。
それが俺にとってどれだけ驚きと歓喜に満ちていたかお前は知らないだろう?
気がついたらそんなお前が愛おしくて愛おしくてたまらなかったんだよね~これが!
神である俺が運命を信じるなんて馬鹿げてるけもしれないが
俺はお前に出会えたのは紛れも無く運命だと思ったんだ。
だから俺はお前を一生放さない。
本音を言えば今すぐにでも俺だけのものにしてしまいたいんだけどー。
それをまだお前は望まないだろうから。
あくまでまだね!
そのうち俺しか要らないってお前が思うように、俺しか見えないようにさせてみせるから。
お兄さんの本気、存分に味わえよな?
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これテラじゃねぇぇwwwwwwww
うーむ修行しなくては!